投稿規定

1. 投稿資格

本誌への投稿は本研究会の会員・非会員を問わないが、共著者に会員が含まれていることを必須条件とする。

また、編集委員会が必要と認めた場合、会員・非会員を問わず投稿を依頼することができる。

2. 掲載拒否

原稿の採否は査読審査により編集委員会が決定する。査読者からの意見やコメント等は指定された期日内に修正し論文を提出する。

期限内に提出されなかった論文は不採択とする。

3. 原稿の種類

原著・総説・資料・事例報告(症例報告を含む)・教育講演・抄録・その他とし、原則として和文とするが、編集委員会が必要と認めた場合には他の言語での投稿も掲載する。

  1. 原著:独創的研究で新しい事実と価値ある結論を有するもので、ダンス医科学の進歩に貢献するもの。
  2. 総説:著者の研究もしくは依頼された内容に関する最近の結果・知見をまとめたもので、主題が明確で、まとまった結論や検証が整ったもの。
  3. 資料:適切な分析法または調査法による有用な結果が含まれ、公表することによるダンス医科学の分野において会員の研究・実践活動に有用な情報を含むもの。
  4. 事例報告(症例報告を含む):ダンス医科学の立場からみた様々な治療・指導効果等の事例報告。

4. 原稿投稿先

原稿は日本ダンス医科学研究会事務局のEメールアドレスへ添付ファイルで投稿する。

  • 投稿先メールアドレス:journal@jadms.org 
  • 件名:「投稿原稿(論文種類)」と明記する。

5. 原稿一般規定

ヒトを対象とした研究の原著、資料および事例報告(症例報告を含む)では、研究施設等の倫理審査委員会の承認を受けた研究であることを「方法」に明記するものとする。掲載された論文の著作権は日本ダンス医科学研究会に帰属する。なお、動物を対象をした研究は、本研究会誌に掲載する予定はない。

1. 使用ソフトウェア

下記の汎用ファイルで作成する。

  • 本文ファイル:Microsoft Office Word
  • 図表ファイル:Microsoft Office Word、Excel、Powerpoint、PDF、JPEG

2. 用紙設定

和文、英文抄録ともに、用紙設定をA4判とし、上下左右30㎜の余白を設け、一段組みで10.5ポイント以上の文字でダブルスペースにて入力する。

3. 用語

ダンスに関する用語はオリジナル言語を使用しても構わないが、略語や俗称だけを使用してはならない。医学用語は可能な限り各医学系専門学会の発行している用語集(整形外科用語集、リハビリテーション医学用語集など)に記載されている語句を使用する。

4. 文体

原稿は、ひらがな、新仮名づかい、当用漢字、外国語、外国固有名詞、化学物質名などは原語、外来語、動植物名などはカタカナ、数字はアラビア数字を使用する。

5. 単位および単位記号

原則として国際単位系(SI)に従う。

6. 図表

図表には題目をつけ、それに続いて図表の内容が理解できる説明を別紙に記載する。

7. 掲載料

1編につき刷り上がり6頁までは本研究会が負担する。6頁を超過した場合、追加の掲載料を請求する場合がある。

8. 校正

編集委員会の決定した期日内で、構成はすべて著者の責任により行う。

9. 投稿についての問い合わせ

日本ダンス医科学研究会事務局

お茶の水女子大学文教育学部芸術・表現行動学科舞踊教育学コース動作学研究室内

〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-16

TEL & FAX:03-5978-5272 

e-mail:info@jadms.org

6. 投稿規定

1. 原著および総説

a.論文は未投稿の研究論文とする。1頁目には、表題、著者名、共著者名、所属機関名、所在地の各(和・英)を明記する。2頁目には英文抄録とkey words、3頁目以降には緒言、方法、結果、考察、引用文献、図の説明の順に記載する(図表の挿入位置は本文に赤で示す)。 図表は本文原稿とは別に作成する。

b.  原稿には英文抄録(Abstract:研究目的、方法、結果、結論など含めて200words以内で記載)およびその和訳文をつける。またランニングタイトルは和文20字以内で明記し、key words(5語以内)を付ける。

 c.  本文中で引用文献に言及した場合、文章の右肩か著者名の右肩に、末尾の引用文献に照応する番号を付ける。2人以上の共著の場合は「ら」「et al.」を用いる。

例1:水村1)によれば…

例2:北條ら2)によれば…

d. 文献表の作り方

①引用文献の記載順序は本文中の引用順に整理して、本文中の番号と照合する。文献表の著者名は「ら」「et al.」と省略せず、全著者名を列記する。人名の記載順は姓を先にして名を後にする。本文中に引用されていない文献は、文献表に記載しない。doiの記載を推奨する。

②雑誌から直接引用する場合

番号、著者名:論文表題、掲載雑誌、巻:頁(始頁-終頁)、西暦年数の順に記す。

例1:平石英一、池澤裕子、小久保哲郎:女性クラシックバレエダンサーの足の特徴 第一報:縦アーチについて.靴の医学19(2),5-18,2006.

例2:吉岡直樹,生駒和也,大橋鈴与,牧昌弘,徳本有希子,久保俊一,北條達也,蘆田ひろみ:クラシックバレエダンサーの足部・足関節部障害についての調査.日本足の外科学会雑誌31(2):130-133,2010.

例3:吉田康行,片野坂有紀,松浦愛,水村(久埜)真由美:グランジュッテにおけるバレエダンサーの緩衝スキル.お茶の水女子大学人文科学研究,8:159-164,2012.

③単行本から引用する場合

番号、著者または編者名、章名、書名(章名がある場合は書名をイタリック体にする),版数(括弧に入れる)、編者名(章著者がある場合)、発行所、発行所の所在地、引用頁、西暦年数の順に記す.

例:水村真由美.3.踊るテクニックのサイエンス、ダンサーのかがく(第1版).秀和システム,東京,32-34,2013.

④訳本から引用する場合

著者名、(訳者名)、タイトル、出版社、地名、ページ、出版年の順に記す。

例:ジャスティン・ハウス,モイラ・マコーマック,平石英一監訳,白石恵子,水村真由美翻訳,ダンステクニックとケガ 改訂版,大修館書店,東京,16-32,2016.

⑤欧文の雑誌と単行本から引用する場合

例1:Saito S, Obata H, Endoh T, Kuno-Mizumura M, Nakazawa K. Corticospinal excitability of the ankle extensor muscles is enhanced in ballet dancers.Med Probl Perform Art,29 (3):144-149 2014.

例2:Lee HH, Lin CW, Wu HW, Wu TC, Lin CF. Changes in biomechanics and muscle activation in injured ballet dancers during a jump-land task with turnout (Sissonne Fermée). J Sports Sci, 30(7):689-97 2012.

例3:Lima CD, Brown LE, Wong MA, Leyva WD, Pinto RS, Cadore EL, Ruas CV. Acute Effects of Static vs. Ballistic Stretching on Strength and Muscular Fatigue Between Ballet  Dancers and  Resistance-Trained Women. J Strength Cond Res, 30(11):3220-3227 2016.

例4:Clippinger-Robertson K, Biomechanical considerations in turnout:Preventing Dance Injuries-2nd Edition.(Solomon R, Solomon J, Minton SC), Human Kinetics IL, USA, 75-102.

2. 資料および事例報告(症例報告を含む)

原著および総説の投稿規定に準ずる。ただし、事例報告(症例報告を含む)は原則として刷り上がり4頁以内、図表は2点までとする。

3. 依頼総説(依頼原稿)および教育講演原稿

a, 依頼総説(依頼原稿)および教育講演原稿は、変種委員会からの依頼による。

b, 原稿について

原稿は刷り上がり10頁以内を原則とする。

いずれの原稿も表題、著者名、所属などは原著および総説投稿規定に準じて英文名を附す。

教育講演原稿では必ずしも英文抄録を必要としないが、依頼総説(依頼原稿)では原著および

総説投稿規定に準ずる。

7. 倫理・利益相反

1.倫理

人体ならびにヒト組織を対象とした科学研究を取り扱う論文では、その実験は1964年のヘルシンキ宣言(http://www.med.or.jp/jma/international/wma/003453.html)で承認された倫理基準、または2014年12月に文部科学省および厚生労働省により制定された「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/i-kenkyu/)にしたがって実施されなければならない。日本ダンス医科学研究会編集委員会では、原則として所属機関の倫理委員会の承認を得た後に実施された研究の投稿を受け付ける。当該研究がこれらのガイドラインに従って実施されたことを投稿論文内に明記するものとする。倫理委員会における審査が不可能な事情が存在する場合には、その旨を編集委員会に報告し、事前に投稿の承認を得る必要がある。

2.利益相反

総説、原著論文、それに準ずる論文を投稿する際、投稿内容に利益相反(COI)(外部との経済的な利益関係等によって研究で必要とされる公正かつ適正な判断が損なわれる、または損なわれるのではないかと第三者から懸念されかねない事態)が存在する場合には投稿時に研究会事務局に報告するものとする。また、定められた利益相反状態に該当しない場合は、論文末尾に「利益相反自己申告:申告すべきものはなし」と記載するものとする。