特別ワークショップ 2018 vol.2
「踊る身体を学んで動こう」


今年度の特別ワークショップ第2弾は、当研究会の世話人でもあり、ダンサーをはじめとした芸術家を対象としたボディ・コンディショニング指導や解剖学、運動生理学の講義で大変人気の杉本亮子氏による「踊る身体を学んで動こう~知識と感覚をつなぐエクササイズ~」です。

皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

開催概要

開催日時:2019年2月2日(土)10時30分〜12時 10時受付開始(ワークショップ終了後、軽食と共に懇親会あり)

場所:お茶の水女子大学文教2号館3Fダンス室(←変更になりました!!)

講師:杉本亮子氏(ボディコンディショナー)

参加費:研究会会員は無料、非会員2000円、非会員学生1000円

受講定員:30名

申込方法:件名を「特別WS2/2参加申込」とし,①お名前,②会員種別,③ご職業,④ご所属を info@jadms.org までメールでご連絡ください.

セミナー概要

ダンサーは、「体を上手に動かせるようになりたい」、「怪我をしないような体づくりがしたい」、「怪我をした後、元通りに踊れるようになりたい」などの還由から「体について学びたい」と思いたちますが、いざ学び始めると、身体に備わるものの多さと機能の複雑さから、なんとか名前と位圏は覚えても、「自らの体を動かす」ことへ、この知識をどのようにつなげていけば良いか途方にくれることも多いと思います。

 

現在、多くのボディワークが、「知識」と「感覚」とを繋ぐ様々な理論やエクササイズを提唱していることが知られています。

 

例えば、PlatesBの創始者は「コントロロジーcontrology」という造語で、「体を理解し、感じながら自らの体を動かすこと」の大切さを脱き、Labanは多角的に身体運動を考えるためのアイテアを提示しています。

  

本セミナーでは、LabanやPlatesの理論を反映した、感覚をつなぐエクササイズ」をご紹介します。

 

身体の機能を分割して学び(アイソレーション)、全身のつながりを確認し直す(インテグレーション)ことで、様々な箇所に起きている不具合を解消しながら、全身をスムーズに動かせるようになるエクササイズを学びながら実践します。

講師プロフィール

杉本亮子氏

ボディコンディショナー。

お茶の水女子大学大学院修士課程 人文科学研究 舞踊教育学専攻(動作学)修了。

2002~2004年の2年間、文化庁在外研修員としてNYにてダンスとボディ・コンディショニングの研修をおこなう。

Laban/Bartenieff Institute of Movement StudyにてCMA(Certified Movement Analyst; 2004)、Physical Mind Instituteにてピラティス・マットエクササイズの指導資格(2004)を取得。Amy Matthews氏のもとでヨガを、Michelle Gay氏のもとで空手を研修。

現在、昭和音楽大学やアーキタンツ、芸術家のくすり箱でダンスや音楽を専門とする人、立教大学、慶応義塾大学等で一般体育として、また運動指導者、ヨガインストラクター養成講座や理学療法士の講習会等、さまざまな専門分野の人々にボディ・コンディショニング、解剖学、運動生理学の指導、講義をおこなっている。

日本ダンス医科学研究会世話人